Leader Effectiveness Training (L.E.T.)

Friday, May 27, 2005

Leader Effectiveness Training (L.E.T.)ワークショップ・スケジュール

2005年6月8日(水)・・・内容をアップデートいたしました。

一般向けL.E.T.ワークショップは以下の日程で開催いたします。

一般向けL.E.T.ワークショップ
英語でのコミュニケーション能力開発および対立解決スキルを目指す方には、一般向けL.E.T.ワークショップ(英語版)をお勧めいたします。L.E.T.認定トレーナーが担当いたします。企業向けL.E.T.ワークショップの実施が困難な顧客企業様は、一般向けL.E.T.ワークショップをご利用下さい。

2005年8月10日(水)~8月12日(金) L.E.T. ワークショップ(英語版)
2005年9月7日(水)~9月9日(金) L.E.T. ワークショップ(英語版)
2005年8月27日(土)、9月3日(土)、9月10日(土) L.E.T.ワークショップ(通訳版:英語→日本語)
2005年9月17日(土)~9月19日(月)L.E.T. ワークショップ(通訳版:英語→日本語)


受講時間: 9時-17時 (実質7時間)
費用(税込):1名につき157,500円

※9月開講のコースを6月30日までにお申込みの参加者には、早期申込み特典として受講料を10%割引きさせていただきます。今回、追加いたしました8月27日開講コースも6月30日までにお申込みの場合、割引対象とさせていただきます。
※同じ会社から4名以上で参加の場合、受講料を10%割引させていただきます。早期申込み特典との併用はできませんのでご了承ください。
※各コースとも定員6名です。お申込みは先着順となります。

お問合せ・ご予約は・・・電話:03-5512-1260(受付時間:月~金9:00-18:00、土10:00-18:00)

L.E.T.ワークショップの詳細
L.E.T.のワークショップは、Gordon Training International社により訓練を受け、許可されたL.E.T.認定トレーナーにより行なわれます。L.E.T.のワークショップは、モデルに関する講義(プレゼンテーション)、受講生によるロール・プレイ、1対1のコーチング、小グループ・ディスカッションとワークブック演習からなるスキル・ビルディングに焦点を当てた3日間コースです。アクティブ・リスニング、行動の窓、I-メッセージ、No-Lose対立解決法を用いた、実践的コミュニケーション能力の習得を目指します。


1日目: イントロダクション、行動の窓(問題の所有権)、リスニング・スキル
2日目: アクティブ・リスニング演習、問題解決プロセス、対立解決プロセス(You-メッセージ、I-メッセージ、ギア・シフト)
3日目: ギア・シフト演習、対立(メソッドⅠ&Ⅱ、パワー、メソッドⅢ)、価値観

企業向けL.E.T.ワークショップ(英語版)
企業向けL.E.T.ワークショップの英語版は、8月より開始いたします。合計21時間のコースは通常3日間のインテンシブですが、顧客企業様のニーズに合わせて、6セッションまで分割して行なうことが可能です。8月開始のL.E.T.は、海外でマネジメントを任された管理職の方々、あるいは国内でも英語でのコミュニケーションを日常的に行なっている外資系企業に勤める管理職の方々に最適です。

受講時間: 1セッションを3.5時間とし、6セッションを6日以内で行なうスケジュール。
費用(税込): 1名につき141,750円
定員: 6名以上20名まで

【今後の予定】
L.E.T.ワークショップ(日本語版)は、2006年からの開講に決定いたしました。日本語のみで受講を希望される方は、もう暫くお待ちいただきますようお願い申し上げます。開講日は決定いたしましたら、随時ホームページ上でご案内申し上げます。

また、セカンド・ウィンド株式会社では、L.E.T.認定トレーナーを養成する『L.E.T. Train-the-Trainer』(4日間)につきましては、年内(諸事情により延期の場合は年明けの早い日程で)開催する予定でございます。『L.E.T. Train-the-Trainer』への参加はL.E.T.ワークショップ(3日間)の修了者であり、かつ、書類および面接審査に合格された方を対象に実施いたします。第1回目のL.E.T.認定トレーナー養成講座の参加を希望される方は、8月~9月開催のL.E.T.ワークショップへのご参加をお勧めいたします。10月以降、『L.E.T. Train-the-Trainer』開催までの期間での、L.E.T.ワークショップ開催は未定でございます。10月以降、開催することがあります場合は、随時ホームページ上でご案内申し上げます。開催できない場合は、ご了承くださいますよう、お願い申し上げます。

Tuesday, May 24, 2005

L.E.T.の発案者トーマス・ゴードン博士とゴードン・モデルについて

トーマス・ゴードン博士について
ゴードン博士は、コミュニケーション・スキルと対立解決法を親、教師、若者、企業・組織のマネジャーや従業員向けに教えた、コミュニケーション能力開発のパイオニアです。Gordon Training International(ゴードン・トレーニング・インターナショナル社)の創設者で、臨床心理学者です。米国心理学会、米国平和財団、ヒューマニスティック心理学協会のメンバー、および前カリフォルニア心理学協会の理事長。

1997年、1998年、1999年にノーベル賞候補にノミネートされました。1999年には、心理学を広く一般に普及させたことを認められ、米国心理学財団よりゴールド・メダル・アワードを受賞。2000年には、カリフォルニア心理学協会よりライフタイム・アチーブメント・アワードを受賞しました。2002年他界。

出版図書(28ヶ国語に翻訳され、600万部以上の売上げ)
1. Group-Centered Leadership
2. Parent Effectiveness Training (P.E.T.)
3. Leader Effectiveness Training (L.E.T.)
4. Teacher Effectiveness Training (T.E.T.)
5. Parent Effectiveness Training in Action
6. Discipline That Works
7. Sales Effectiveness Training (co-authored with Carl Zaiss)
8. Making The Patient Your Partner (co-authored with W. Sterling Edwards, M.D.)
9. Good Relationships; What Makes Them, What Breaks Them (co-authored with Noel Burch)

The Parent Effectiveness Training (P.E.T.) courseとTeacher Effectiveness Training (T.E.T.) courseについて
1962年に紹介されてから、世界43カ国で行なわれています。日本では、親業訓練協会が1980年に設立され、親業訓練講座としてP.E.T.コースを、教師学講座としてT.E.T.コースを日本全国で提供しています。

ゴードン・モデルの起源について
ゴードン・モデルは、問題自体は人びとが生来的に持っているものではなく、人間関係の中で発生してくる―――つまり、お互いのコミュニケーションの方法によって起こる―――という気づきから始まりました。ゴードン博士は、リーダー/従業員の関係を改善した同じスキルが、多少の変更を加えれば親と子の関係にも充分応用できることを経験しました。この新しいアイデアで、子育てトレーニング・プログラムを開発しました。

この子育てトレーニング・プログラムでは、親にどうやって子供を育てたらよいのか、子供をしつけるための方法は一切指示しませんでした。ゴードン博士が行なったことは、コミュニケーションと問題解決スキル、およびそれらをいつ、どのように使うかということだけを教えたのです。コミュニケーション・スキルは『アクティブ・リスニング』、問題解決スキルは『勝負なし対立解決法』と呼び、親が子供とコミュニケーションを図る方法をすっかり変えてしまうものです。これらのスキルをいつ、どのように使うかに関しては、『行動の窓』というモデルを使って説明しています。

アクティブ・リスニングとは・・・
相手が話している内容を理解し、相手に理解した内容を返していくリスニングの技法のことです。アクティブ・リスニングを行なうことで、相手は自分のメッセージが理解されたことを確認できます。もし理解していなくても、相手はそれを正す機会を得ることができます。一番重要なのは、このアクティブ・リスニングは、あなたが相手の考えや感情を受容していることを伝えるものであるということです。

行動の窓とは・・・
すべての人間関係において問題が起きないことは皆無です。ゴードン博士は、グラフィック・ツールを用いて、これらの問題を正確に把握する方法―――誰が問題を所有しているのか、そして、どのように解決するのか―――を提供しました。このグラフィック・ツールのことを『行動の窓』と呼びました。『行動の窓』を使って、どのコミュニケーション・スキルをいつ、どのように使ったらよいかが理解できます。これを理解することで、人の性格タイプを理解しようとか、懲罰を与えようとか、不必要なことを回避することができます。

1962年に最初のParent Effectiveness Trainingのクラスをカリフォルニア州パサデナで開催しました。14名の親たちが受講しました。この時、モデルはまだ未完成でした。受講者は子供が問題を持っている時、アクティブ・リスニングをし、勝負なし対立解決法を用いて問題を解決しました。しかし、まだ問題が残ることがあると報告を受けました。ゴードン博士は考えた末、『I-メッセージ』というツールを考案しました。

親たちは急激に子供たちとの関係を改善することができ、いつでも親子のニーズが満たされるようになったのです。このモデルは完成しました。厳しすぎることなく、弱すぎることなく、自然のままで親子関係が改善するのです。このコースに参加した親たちの反響が全米に広がり、更には全世界に広まったのです。家族関係に顕著な変化をもたらしたのです。1970年には、P.E.T.の本が出版され、以来、ゴードン・モデルは米国内外で紹介されました。

T.E.T.とL.E.T.について
ゴードン・モデルを習得した親たちは、暫くすると教室で使える教師向けのモデルはないかと訊いてきました。子供たちに接する新しい方法を身につけた親たちは、学校でも同様な扱いを子供たちは受けるべきだと感じたのです。

ゴードン博士は、P.E.T.のモデルを学校の教室においても適用できるようにしました。ノエル・バーチ氏(Noel Burch)の支援を受け、ゴードン博士はTeacher Effectiveness Trainingを開発しました。バーチ氏は、P.E.T.のインストラクターであり、教師および学校におけるアドミニストレーターの経験も持っていました。T.E.T.は、教師たちが自分が得意とすることに能力を発揮できるよう―――教えること―――教室での生徒たちの行動に影響を与える方法を教えました。ゴードン博士は、クラスルーム・マネジメント・セオリストの第一人者になりました。

ゴードン博士は、自分のリーダーシップのルーツに立ち返り、マネジャーのためのL.E.T.プログラムを完成させることに従事しました。L.E.T.はマネジャーとスーパーバイザーに従業員参加型問題解決、意思決定、生産的対立解決を実行するためのモデルを提供しました。

人間関係のユニバーサル・モデル
今日、ゴードン・モデルの起源は、職場、ファミリー、学校のためにデザインされたGTI社のコースすべての主軸になっています。モデルの秘密は、親子、教師と生徒、マネジャーと従業員すべての人のニーズに配慮している点です。

The Leader Effectiveness Training (L.E.T.) programについて
これまでに全世界で1,000以上の企業がL.E.T.プログラムを採用し、効果的なコミュニケーション・スキルと対立解決法を企業の管理職に習得させてきました。ゴードン博士は、民主的で協力的なリーダーシップ・モデルの開発者として広く認知されています。日本では、2005年4月にセカンド・ウィンド株式会社が日本でL.E.T.プログラムを提供する教育機関としてGTI社とライセンシング契約を締結しました。L.E.T.ワークショップは、2005年8月よりスタートいたします。

GTI社で一番力を入れているのは、Leader Effectiveness Training (L.E.T.)プログラムです。3日間のインテンシブ・コースです。参加者はリーダーとして成功者になるために、実証済みの人間関係スキルを学びます。

人間関係の問題にかかる実際のコスト
ビジネスを運営する上でかかる経費として、従業員が病欠あるいは全力で働いていないため起こる『生産的でない時間』があげられます。離職率が高いため、継続的に新入社員を雇ってトレーニングするコスト、健康保険の保険料の上昇などもビジネスをする上での経費です。これらのコストは従業員がほとんど参加する機会のない上下関係のある組織においては避けられない人間関係の問題に関係しているのです。

このような人間関係の問題がどれだけ高くつくかは、以下の事例から想像がつきます。

*権威主義的な管理、強制、従業員同士のインタラクションの欠落は、職場でのストレスの原因である(Convoke、2003年8月)。
*会社を休む人の60%はストレスが原因である。独裁的な管理体制の組織であれば、この欠勤コストが更に上昇する可能性が高い(Chrysalis、2003年1月)。
*伝統的な上下関係の組織で働く従業員の86%は、その企業文化に対処するために、仕事の質を下げている(Linda Duxbury, Carleton University School of Business)。
*『コロンビア・シャトルが破壊され、乗組員が死亡したのは、翼に穴を開けた泡のかたまり以上に管理職の失敗が原因である。』(New York Times、2003年7月)

あなたの会社はいくらぐらい、このような人間関係の問題に使っているか考えたことはありますか?

Monday, May 23, 2005

GTI社のLeader Effectiveness Training (L.E.T.)を日本で提供

セカンド・ウィンド株式会社はゴードン・トレーニング・インターナショナル社
とLeader Effectiveness Training (L.E.T.)
日本でのライセンシング契約を締結

セカンド・ウィンド株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:ミラー M. 和子)は、平成17年4月12日にアメリカのゴードン・トレーニング・インターナショナル社(以下、GTI社)(本社:米国カリフォルニア州、社長兼最高経営責任者:Linda Adams)とLeader Effectiveness Training (L.E.T.)コースを日本でディストリビューションするライセンシング契約を締結しました。

GTI社は人間関係能力開発の研修事業を行なう企業で、1997年、1998年、1999年にノーベル賞候補にノミネートされたトーマス・ゴードン博士により1962年に設立されました。ゴードン博士は1962年に『人間生産性プロセス(People Productivity Process)』というL.E.T.リーダーシップ・モデルの核となるプロセスを紹介し、以来、世界中で何百万人もの人たちがスキルを習得し、成功を収めてきました。現在、全世界で1,000以上の企業がL.E.T.コースを社員研修として採用し、実践で役立つコミュニケーション能力とより効果的な対立解決ツールの習得により飛躍的に社員の生産性が改善したと報告しております。

L.E.T.プログラムでは、職場において効果的かつ継続的に人間関係を促進するコミュニケーション・スキルと対立解決スキルの習得を行ないます。受講者は実践的なスキルの習得のみならず、そのスキルをいつ、どのように使うのかという枠組みをも学習します。一旦理解し、習得したこれらのスキルは、受講者のすべての人間関係に応用でき、日々のコミュニケーションには不可欠な財産になります。職場の管理職の方々は、メンバー同士が対立せず、お互い協力し合ってチーム・ビルディングを行い、対立を回避・解決する方法を学びます。それによって、最終的に職場の士気を高め、生産性の向上に貢献いたします。

L.E.T.コースは、3日間(合計21時間)の総合的ワークショップです。モデルの背景にある哲学と効果的な人間関係の問題解決の方法のためのスキルを教えます。ゴードン・モデルはトーマス・ゴードン博士によって初めて開発され、行動の窓(Behavior Window)、アクティブ・リスニング、I-メッセージやNo-Lose対立解決法などのコンセプトを統合したモデルです。ワークショップではデモンストレーションや例題、ロールプレイ、演習、プレゼンテーション、ワークブック、小グループ・ディスカッションや受講者の実際の事例などを通して各コンセプトを掘り下げていきます。3日間を通して、受講者は積極的にこれらのスキルをいつ、どのように使うのかを学び、演習を通してスキルを開発していきます。ワークショップ終了時には、すぐ活用できる即戦的スキルが身についています。